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エルピス犬舎の姿勢と考え

 ◎健康な子犬を送り出すために
 私共エルピス犬舎は、世界でも、日本でも数の少ない稀少犬ボロニーズを、「健全性を重視」して送り出してきた犬舎です。
 健全性を一番に考えるとき、今日のボロニーズにとってはOUTCROSSによるブリーディングが最適であるということで、数年ごとに、ボロニーズをヨーロッパ各地の、由緒あるボロニーズ専門有名犬舎様より3代粗にさかのぼり、先天性異常が無いことを確認し直輸入し、ボロニーズのブリーディングを行ってきました。
 私共はOUTCROSSによるボロニーズのブリーディングを行ってきたボロニーズの犬舎です。これまでの21年間、そのためにあらゆる努力を重ね、大変色素の濃い、また、健康でクオリティの高いボロニーズを送り出して参りました。(個体数が多く、血統も多岐にわたる一般犬種であれば、インブリード、ラインブリードによって、その犬種の良い点を集めたような優秀な子犬を生み出そうとする努力が大切に行われます。しかし、インブリード、ラインブリードで血が濃いために、問題を抱えた個体が生まれるリスクが大きくなります。様々な問題や障害を生み出す遺伝子が劣性遺伝子としてあります。OUTCROSSで離れた血統による交配であれば、その劣性遺伝子は健康な優性遺伝子によって覆われ、問題は表れてきにくいと言えます。しかし、近い血統(叔父、叔母、姪、甥など)であれば、同じ劣性遺伝子を持っている可能性が大きいのです。そうすると、同じ劣性遺伝子で、その遺伝子が持つ問題が表面化し、先天性疾患などを持った子犬が生まれるリスクが大きくなってしまいます。ボロニーズは、そもそも稀少犬で数が少なく、血が濃くなってしまっています。そのような犬種的な特徴から、健全性を第一に考えるときに、OUTCROSSによるブリーディングが最善と言われるのです。)

 ◎送り出したボロニーズも、迎えられた飼い主様も幸せになれるように
 私共エルピス犬舎が願うことは、送り出した子犬も、そして迎えてくださったご家族も、この出会いを喜んで幸せに歩んでいって欲しいと言うことです。
 そのことを願って、子犬を送り出すときには、様々なことを確認させて頂いた上での譲渡となっております。

●私共エルピス犬舎の子犬の譲渡は、「条件付き譲渡契約」です。
この「条件付き譲渡契約」は譲渡契約書において、同意して頂いた条件が、破られた場合には、譲渡した犬を返還して頂くということになります。

●正式に当犬舎のボロニーズのご予約をされます場合には、まず、ご自宅に予約誓約書をお送りさせて頂き、署名捺印をお願いしております。次にボロニーズ譲渡時には、オーナー様とエルピス犬舎との間で、条件付き譲渡契約を結ばせて頂いております。

●エルピス犬舎は、犬舎とオーナー様との「信頼関係」ということを非常に大切に考えております。ボロニーズは稀少犬なので、将来、具体的なことについて、何が起こるかということは、未知数であります。それを今現在特定することはできません。ですから「いかなる場合」にも犬舎を信頼して頂きたいということが、まず最初に、私たちが願う一番大切なことであります。エルピス犬舎をどんな時にも信頼し、その考え方、姿勢に賛同くださり、譲渡した稀少犬ボロニーズについて、その飼育と育成に、犬舎と共に努めていただける方に子犬を譲渡させて頂いております。

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